只今3時44分。
夜中で静か。
今日はもう一つのイベント、というおはなしを。
えんとつ町のプペルのミュージカル公演が今日からスタートした。
昨日はゲネプロという最終リハーサルなので今日からがホントの本当のスタート。
そこで西野さんがラジオで大解説をしていた。
オタク回という名のミュージカル詳細物語。
今回の大ミュージカルを創り上げるにあたって、初の組み合わせ合同制作となった「エンタメ畑」「ミュージカル畑」との文化の違いによる考え方、進め方の違いをどうやって混ぜ合わせながら一つの答えを出したのか、などが語られ、とても興味深かった。
音を一つとっても、ミュージカル畑では上品さを出したいが、エンタメ屋はもっと力強めのガツンとした音を要求し、そこから考え方の違いをすり合わせていく。
上品さも大切だけれど、ある一定の所ではど迫力満点の非日常な響き音が欲しくなる。
劇場では目で観てサラッと鑑賞するのではなく、体でも音を感じたり、煙や光の中に入って没入感を味わいたい。
音の感じ方は人それぞれだけど、私はズシンと迫りくるような迫力音を感じたい。
プペル映画の中でも心臓が降ってきた時に始まる鼓動のドックン音が好きだった。
あのドックンという音が劇場に流れると、自分の心臓が一緒に重なって動き出してる感覚になって最高だった。
劇場によって音の強弱に差があって残念劇場もあったりしてもっとちょうだい、と思う時もあった。
人それぞれ音の感じ方は違うのでなんとも言えませんが、私はズシンと響くような音が好き。
映画では「轟音」を求めて映画館に行っていた。
そして、あの巨大船が海底から現れるシーンの答えが形になった話も凄く楽しかった。
舞台にあるオーケストラのくぼみから巨大船を出す案では、何かしらのトラブルが出るかも、となり、どうやったらど迫力な絵を創り出せるのか、の問いの果てに辿り着いた答え、形が「すごーい!」だった。
ラジオを聞いただけなのであってるか分かりませんが(←ラジオで確認して)照明で壁を作ってそこに煙を当てこみ、みなもを作る。
そこからの巨大船登場作戦。
客席側目線が一気に神様目線になり、地底からぬっと現れてくる巨大船を見ている感覚になるのだ、と。
目線からも没入感が味わえる。楽しそう♪
グッズコーナーに関してもカード払いではなく、小銭を払って体感する縁日の楽しさを残していた。
価格設定もある一部分では利益を外した料金で「買い物」の楽しさ、思い出づくり、体験を優先に考え設計していた。
子供の買ってもらった、買えたよ体験、お父さんお母さんの買ってあげた体験の大切さを作っていた。
グッズコーナーまでがこのミュージカルのイベントになり、全体を通して楽しい思い出が作られる。
ステキで優しいイベントだなぁ、と思った。
混雑するので、早めに来て縁日を楽しむと良いそうです。
いつもギリギリになるので余裕をもって会場に行こうと思った。行けるかな。
優しい設計、というお話でした。
おかえりなさい。
今日もお疲れ様でした。
2025年8月9日(土)まだ9日。
今は夜中の4時55分。