今は19時54分。
体調が恐ろしく悪い。
気持ちが悪いのだ。
毎日の寝不足がここに来てのし掛かってきたのかもしれません。
風邪かな。
今日はちゃんと布団で寝ます。
ちゃんと寝よ。
さっき書いた分だけ載せたら今日はおしまい。
健康第一、というおはなしを。
書けるかな。
スタート。
千寿の森(夜)
真っ暗の中カエルのような鳴き声が響き渡る。
時折虫の鳴き声も合わさる。
少しずつ虫の鳴き声が増えていき、カエルの声と数種の虫の声とでまるで会話をしているよう。
次第にその音が少しずつ大きくなっていき、それに応えるようにホタルが1匹ほわっと光る。
続いて2匹目のホタルがほわっと光る。
3匹目···4匹目···5匹目···6匹目···。
光るホタルの数はどんどん増えていき、気づけば数十匹のホタルの光がほわっと辺り一面に変則的に光る。
千寿の森が虫の声とホタルの光でとても幻想的な景色になる。
1匹のホタルにカメラが寄る。
ホタルに見せかけていた生き物が別の者だと分かる。
光っていたのはホタルではなく、とんがった帽子の先。
小人のとんがり帽の先がほわっと変則的に光っている。
小人の丸太小屋(夜)
パチパチと薪が燃える音がしている。
暖炉の薪がパチパチと燃え、炎がまるで生きているかのようにゆらゆらと踊っている。
木材で作られた部屋の中は温かみがあり、壁にくっついた板のような棚にはきちんと整列されたとんがり帽が置かれている。
千寿の森で光っていたあのとんがり帽だ。
赤、緑、黄色、ベージュ···カラフルな色が並んでいる。
とんがり帽の先は先ほどの光る間隔とは変わり規則正しくほわっと光っている。
部屋中がとんがり帽の光と等間隔に吊るされたランタンの光でほわっと明るくなっている。
上からはハンモックが吊るされ、ソファー、置時計、掛け時計、ミニテーブル、椅子、全て手作り感があるものばかり。
そして全てがおしゃれ。
部屋の奥へ進んでいくカメラ。
誰かが話すひそひそ声が聞こえてくる。
木材のドアがギィーっと開くと大きなベッドに誰かが眠っている。
そのベッドを取り囲むように7人の小人が立っている。
部屋にはロウソクが何コか置かれていて小さな炎がゆらゆらと踊っている。
とんがり帽の光っていた部屋よりは少し照明のトーンが下がる。
プノ「ねえ、ねえ、まだ起きないの?」
ラディオンの裾を引っ張るプノ。
ノエルボ「ボクも眠たいなぁ。このベッドでボクも眠ってていい?」
ベッドの上にもたれ掛かるノエルボ。
少し小太り。
赤ちゃんのクッキはすでにベッドの上でハイハイしている。
ベッドにいる2人を見てくすくすと笑っているだけのモギ。
ルッツ「3日間も目を覚まさないとは、この先も
覚ます確率は低いという事。」
ノートを持ったルッツが得意げに語る。
デイジー「でも10年間眠り続けた人が献身的な看病で目を覚ましたという事例はいくつも報告されてるよ。」
本を持ったデイジーがルッツにその記事を見せる。
デイジー「ほら、ここの記事···愛だね、愛!」
ちらっと横目で記事を見るが、うんざりとした顔になるルッツ。
ルッツ「それはまれなケースだろ?
ボクは現実的な事を言って(話して)いるんだ。
じゃあ何かい?
キミはこの先10年、彼女の為にその献身的な看病とやらをする(やる)つもりかい?
非!現実的だね。
バカげてる。」
2人の漫才のようなやりとりを見てただくすくすと笑っているだけのモギ。
2人の言い争いに割って入ってくるラディオン。
ラディオン「そこまでーーー。
そんなに大きな声を出したら彼女がびっくりして起きちゃうよ。」
全員「······。」
全員の動きが止まる。
デイジー「起きてもいいんじゃない?」
固まっていた全員が一気にほぐれ、わっはっはーっと全員笑い出す。
ベッドがきしむ音が響く。
女の子「ん····んーーー。」
ずっと眠っていた女の子の右手がグーになってまっすぐと天井へ伸び、伸びをしている。
全員の動きが再び止まり、固まる。
女の子の目がぱっちりと開いている。
女の子「んーーー。今何時?お腹すいたーーー。」
つづく。
今日はここまで。
だいぶ遅くなっちゃいました。
今は23時43分です。
途中この作業から離れてました。
一気に書き終わらせたいけど、なんというか、色々あると、なかなか難しいもんだね、というお話でした。
おかえりなさい。
今日もお疲れ様でした。