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交番

夜中の4時40分。

静か。

前回雷の話をしたら居間の電気に雷が落ちる夢。

お母さんと立ち話中に頭上の電気にドカーンと。

ひっくり返ったお母さんを助ける、という夢でした。

今日は作業着風は、物色中という話を。

先週金曜日の朝、ゴミ出しから帰ってきた時に向こうから土方風の作業服男が。

通称「茶髪くる男」。

この距離感だとちょうど家の前ですれ違うなぁ、嫌だなぁ。

なんとなく遠目で見た感じがなんとも言えない違和感不自然さというか、うまく言えないが嫌だなと思った。

ここの住人だと知られたくないなぁと。

でもビタッと家の真ん前ですれ違うハメになったので仕方なく家へ。

「怪しそうな人だな」という疑念は残しつつ。

部屋に戻ると出し忘れのゴミが。

なんだー、またあそこまで歩くのかぁ、と、急いで家を出た。

ゴミ屋さんの時間がとっくに過ぎてる事もあり、慌てて外へ出た。

歩き出してすぐになんか後ろに気配を感じ、振り返るとすぐ後ろに人が。

「わー、ビックリしたー!」と声が出た。

で、何故か振り返ったまま後ろ方向へ歩き出してしまう私。

と、2〜3歩歩いた後、「あれ?今、顔は見てないけど一瞬見えたフォルム、さっき通り過ぎたはずの茶髪くる男じゃないか!?」

と思い、反対方面へ歩き出した自分をまた元の方向へと戻す。(どっちの道からでもごみ場まで行ける)

前方を歩く男を見て確信。

さっきの「くる男」だった。

何故この短時間にまたこの道を同じ方角から歩いて来てるんだ!?

さっきすれ違った時間からみてまたここの前を同じ方角から来るのはおかしいでしょ。

ここらへんをぐるぐるウロついてるなぁ、と思った。

前方を歩く男を見ながら、距離はあったが観察した。

恐らくヤツは私が反対方面へ歩き出したのでもう私は居ないと思っているなぁ。

やましい事があるならヤツはそろそろ後ろを振り返る頃だな、と思いながら観察を続けた。

!!!

予想は的中し、ヤツは後ろを振り返ってきた。

「黒」だな。

振り返ったくる男は距離はあったが居ないはずの私がじーっとこっちを見てる事に気づき、慌てて、ホント絵に書いたような慌てっぷりな動揺感を見せた後、振り返った顔を前に向け戻した。

何あれ。

「自分は作業服を着て、いかにも土方の人を装っていますが、ここら辺の家を物色している物色犯です」

と言っているようだった。

さっき気づかなかったけど、アイツ、スパナ持ってた。

怖くない?

むき出しでスパナってヤバくないですか?

ホント土方風を装ってるけど、スパナも土方着なら違和感ないもんね。

あれで窓ガラスなら簡単に割れるもんな。

結構デカメのスバナ。

と、こんなヤツがウロウロしてたものですから怖いのなんの。

なんでもう一回ゴミ場まで行かせるようなアクションを取らせたんだろう・・・。

ゴミを忘れるなんてまず、ないのになぁ。

と、考えていて、もしかしたらさっきのヤツは怪しいヤツだから、と危険を知らせてくれたのかなぁ、と。

私を守ってくれてる人たちがそうしたのかな、と。

よく九死に一生、の時なんか、助かるのって守って下さる方達が、その時間をくれるって聞くよ。

時間をくれる。

時間をズラしてくれる。とかって。

だから今回も平和ボケしてないで用心しなさいよ、って事なのかなって思った。

交番に行って報告しておこうと思い、事情を紙に書いて夕方持って行ったんです。

話して、近所を少しパトロールしてもらえませんかっていう相談を。

数年前にうちの後ろの家の裏出口の窓ガラスが割られて中に入られた事があって。

裏出口のドアが丸く割られてて、110に電話した事があるんです。

今回は直接交番へ。

でも交番ってなんか、敷居が高い。

扉を開けると誰もいなく、机がボンと置いてある。

その離れた後ろの方に鉄の扉がある。

あの扉をトントンするにはこの机でふさがれているので行けない。

行けるけど、この机が入るなよ!と言っている。

緊急時ならドンドン入って行けるけどさ、さすがにあの扉までが遠いい。

私は誰もいない空間に向かって「すいませーん」と声をかける。

返信なし。

もう一度。

返信なし。

あの扉の奥からは人が談笑してる声が漏れ出ている。

もう一度声をかけた。

返信なし。

5〜6回くらい声をかけたのかな。

忘れた。

何度かけても出てこない。

お巡りさんって自分の中ではヒーロー的な存在だったから、なんというか「ああ、そうなのか」って感じで、なんか、交番出た後、猛烈な悲しさが出てしまって家帰ってからもしばらく悲しかった。

ただの、「全然出てこなかったなぁ」というだけの話なんですが、なんかあの扉の向こうとは別の世界で、当たり前なんですが、こっち側で困ってようがなんだろうがそんな事関係ないんだなって思えてしまった。

本当はただ聞こえなかっただけのただの軽い話なんだけど、次の日にまた交番に行けばいいだけの話なんだけど、なんかね、今回はこたえました。

なんというのか、猛烈にさみしくなってしまって、誰も助けてくれないんだなぁ、と思ってしまって、

帰ってからしばらく沈んでしまった。

なんかメンタルが弱くて情けないね。

長々と書いていたらもう6時55分。

少し寝る。

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大雨

今は夜の11時25分。

まだ夜中ではない。

雷がさっきから激しく鳴り響いている。

そのたびに「ギャーっ」とビクビクしている。

雷が怖いのです。

音と光が本当に怖い。

今日のはいつもより強めの雷です。

「ビカッ‼‼」と凄い光をおみまいした後、少しの静けさがあり時間差で「ドカーン‼‼」と凄い特大雷が近くに落ちるのです。

本当に怖い。

雷を甘くみてはいけません。

アイツは家にも入ってくるんです。

知ってますか?

そんなバカな・・・、と笑う人は気をつけた方がいい。

電源プラグを伝って、ビビビッと侵入してくるんです。

冗談ではなく、プラグを伝ってテレビや電気を「バカーっン」とショートさせる破壊力を搭載しているんです。

とにかく怖い。

ビカッ‼‼と光るたびに「あー怖いっ!」と反射的に叫んで部屋の真ん中に棒立ち、時が過ぎるのを待つ。

何故なのか両手の親指を隠し、グーの手に。

変だけどしょうがない。

こんな日はしょうがない。

うるさく騒いでもしょうがない。

窓ガラスが凄まじく光る時は大きいのが落ちる前兆。

離れた部屋の電気だけ付けてヤツが落ち着くのを待つ。

雨、嫌いじゃないけど、雷は来なくていい。

と、今日はこんな事を書こうと思ってたんじゃないんです。

記録として残そうと思ってた金曜日の朝に見かけた「茶髪くる男」(クルクルパーマ)の怪しさ満点行動人間の事を書いておこうと思っていたのてすが、今日は大雨ばなしで終わり。

また今度。