今日は雨。
Back Story最新話を見た。
8月に開催される「えんとつ町のプペルミュージカル」の制作をしてる方たちのおはなし。
今回の主人公はプロデューサー。
ミュージカルを創る上で協力してくれていた職人さんがこのプロジェクトから降りる、という。
大事な「信用」を失っていた。
大変な事。
数年前に開催されたミュージカルの未払い問題の件や、関係性がそれほどない中での契約書、更にその内容などに関するあれやこれやで先方さんがもうイヤだとなってしまったのが原因のようです。
このミュージカル未払い問題は「CHIMNEY TOWN」の問題ではない、という事だけは分かってほしい。
「CHIMNEY TOWN」とはえんとつ町のプペルの生みの親である会社。
西野さんの会社。
えんとつ町のプペルに関するいろんなプロジェクトをしている会社。
えんとつ町のプペル、と聞くと全部が全部このCHIMNEY TOWN→西野さんが手掛けたもの、となってしまう。
しかし、今回のSTORYでも語られていたように、数年前に未払いをしたのは、原作を貸すという利用許可をもらった会社が起こしたもの。
その会社が開催したミュージカルが資金繰りに苦戦し、その後大変になり未払いになってしまったものなのです。
私の文章では分かりづらいかもしれませんが、原作者の会社(CHIMNEY TOWN)が、●●会社から、「えんとつ町のプペルの物語をミュージカルにしたいから物語を使える利用許可を下さい」となってCHIMNEY TOWNが許可を出したという流れ。
もちろんここには物語を使う利用料も発生するのでしょうが、●●会社はその利用料も未払いだという。
言ってみると、CHIMNEY TOWNもお金を支払ってもらっていない被害を受けている側。
ここが大きく誤解をされている問題なのです。
↑ 分かってくれましたか?
下手な文章ですみません。
しかし、何故、CHIMNEY TOWN側、は未払いしていると誤解されたのか?
それは西野さんが優しすぎるから、の一言に尽きると私は思う。
●●会社が未払いになった時、ホントは全く関係ないのですが、「えんとつ町のプペル=西野さん」というものを信じた舞台造りの関係スタッフ、会社もあっただろうと思い、その方たちがお金をもらえないで泣くのはあまりにも心苦しいという思いもあってかで、肩代わりをしたのでしょう。
本当は利用料をもらえる立場なのに、関係のないミュージカル制作代を代わりに支払ってあげたという事。
例えると、アンパンマンのミュージカルを作りたいから「やなせさん」に利用許可を出し、許可が通ったのでアンパンマンミュージカルを開催した。
でもミュージカル制作費が1億もかかってしまったので払えなくなり未払いに。
それってミュージカルを開催した会社の責任でしょ?
「やなせさん」はなんにも関係ない未払い問題。
やなせさんはアンパンマン利用料をもらえなかった被害を受けた側という事になる。
分かってもらえましたでしょうか?
この例えからすると、全く関係ない「やなせさん」が未払いを肩代わりしてあげたという流れになる。
「やなせさん」てなんて優しいんだろう、となる。
なのに、CHIMNEY TOWNである西野さんがするとここの理解が追いついてこない。
なんとも悲しい。
始めに戻りますが、CHIMNEY TOWNが何故8月に開催するミュージカルの作り手職人さんからの信用を失いかけているか問題は、数年前のミュージカル未払い問題でCHIMNEY TOWNが何かしら支払いをしたのだから、やっぱりあのミュージカルはCHIMNEY TOWNが手がけたものだったんじゃんかー。になってしまったようだ。
ゴチャゴチャ糸が絡まり過ぎてて訳が分からない。
なんか風通し、連携が悪いのだなぁと思った。
せっかくの心ある思いやり行動なのに大切な仕事相手に不安誤解を抱かせてしまうなんて本当にもったいないなと思った。
なにより西野さんの信用を一瞬でも、あれ?と思わせてしまった事は大問題だなぁと思ってしまった。
誤解って怖いな。
今回のBack Storyの主人公がお話ししていたけれど、こっちがこう思っていても伝わってると思ってても、ちゃんとハッキリ言わないと伝わってない事ってあるんだよ、と。
仕事相手の中には未だに連絡手段がFAXの所もあって、既読になったか確認が取れないから確認電話をする、という。
LINEでサクサクいこうよ、と思ってるかもしれないが、そこはその人に合わせて一人一人と真剣に向き合うという丁寧な仕事をしていた。
本読みの顔合わせの日に「何かあったら何でも言って下さいね」と優しく話す今回の主人公が細かな部分を支えてくれているのだなぁと思いながら見ていた。
一つだけ気になったのは、ミーティング映像の時。
職人さんが降りると話してる話で、未払い問題、契約書問題などのいきさつを話している中で、聞き手の女性がその問題を少し軽く聞いているように見えてしまった。
あーそれね、というような。
凄く仕事の出来る素晴らしい方なんだと思うけど、なんか、あれ?ってちょっと思ってしまった。
抱えている仕事をきっちりこなしていてやらなければならない事も沢山あるのでしょうからいちいち細かな所で立ち止まってる場合じゃないのかもしれないけれど、もう少しなかったかなぁ、なんて思ってしまった。
信用が揺らいでる職人さんに直接会わせるのは危険だなぁと思ってしまった。
一部分でしかないのでその方がどうという話ではないのだけれど、なんか、が消えない。
でも1回「なんか」、を思わせてしまうと、この「なんか」を取り払うのって結構やっかいだなぁと思った。
今回の主人公の方がいろんな所に頭を下げまくってるんだよ、という嘆きのような本音が出てきた。
本当ならその愚痴のようなものを出させる前に、ねぎらいの言葉と感謝は伝え続けないと、走り回ってる人はやりきれないのだなと思った。
私はちゃんと出来てるかな。
来週の予告では「ムカつきます」と怒っていた。
何に怒っているかは分かりませんが、言葉にされていた。
小野さんの報告もれなど、ちゃんとやってるのかな、と大柄の男性が心配を漏らしていた中、小野さん大丈夫かしら空気が流れた。
そこへ主人公が「意外と彼やってますよ。」と、すかさずフォローに入る。
しかし、「全体をちゃんと見てる人がいないのってどうですかね」と女性。
意外とやってますよ、とは彼を見ていますという意味なのに誰も見ていないと言ってしまう事に怒ってしまったのかな。
一度ミニパンチをして彼を見てると言ったのにもかかわらず、まだ言うの?というような。
こっち側の苦労も知らないで、ムカつく、になったのかな。(想像)
相手のミニパンチに気づいてちゃんと言葉を選ばないといけないなぁと思いました。
余裕がなくても相手を思いやるねぎらいの言葉と感謝は伝え続けていこうと思いました。
私は出来てるのかな。
いつもありがとう。
いつも大好き。
お昼の12時34分。
ご飯食べてこー。