只今23時20分。
夜です。
今日は雨だ。
今日は物語が生まれる時、というおはなしを。
今日の西野さんブログには、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』が誕生するきっかけになった「時計」についてが書かれていた。
えんとつ町、「煙突」という非日常から、「時計」という全員(全世界人)の生活圏に存在する日常、毎日必ず目にするもの、を主要なアイテムにしてる所が凄いなぁ、と思った。
時計を目にするたびに心の中で「えんとつ町の〜」を連想してしまう。
生活の中に「えんとつ町〜」が居る。
西野さんのブログには、
【時を告げるその文字盤に、日々を少しだけ豊かにする物語をそっとのせてみようと思ったのです。】
とあって、時計を眺めていると長針と短針が、出会いと別れを繰り返しながらも、毎時一回は重なりあっている事に気づく、とあった。
なんだかとてもロマンチック。
日常に当たり前にある時計からそんな風に思えるなんてステキだなぁ、と思った。
そして、ここからがドラマチックで・・・、
だけど、【11時台】だけは重なることがない。、と。
【11時台だけは長針も単針も、お互いずっと一人ぼっちで走っているので、互いの存在を確かめることはできない】、って。
孤独の時間です。
【次に二つの針が重なるのは「12時」。
鐘が鳴る時間です。
12時の鐘は孤独な時間帯(11時台)を、それでも諦めずに走り抜いた二つの針を祝福しているみたい。】
と書いてあった。
ステキすぎませんか?
「時計」からこんなにもドラマチックで繊細な物語が生まれるなんて感動してしまう。
【12時の鐘が鳴る前は孤独な11時台があるけれど、
時計の針は必ず重なる―】
と書いてあった。
文章が優しい🌸
なんだか、今日のブログの文章好きだなぁ。
冒頭の〜【日々、何気なく手にするモノのひとつひとつに、もし物語が息づいていたなら、そのたびに心がふっと温もるのではないか。】
と、始まる所とか最初から最後まで優しくて、
こんな風に物語が誕生するのだなぁ、と心が温まる気持ちになった。
こうして大事に大事に1つ1つを繋げて物語が完成していくようで、作品が誕生する「芽」を見させてもらえた貴重なお話だった🌸
時計に宿る意味、というお話でした。
おかえりなさい。
今日もお疲れ様でした。
2025年11月9日(日)まだ9日。
今は夜中の1時23分。