夜中の2時58分。
最近雨ばかりだ。
これはなんの雨なんだろう。
だいぶ気温が下がってきた。
暖房はまだつけず動いて体温を上げる。
今日「Back Story 」を見た。
初だ。
面白かった。
ミュージカル「えんとつ町のプペル」が創られるまでの舞台裏を追っていくお話しなのですが、「集客」、というものにスポットを当てた話。
いろんな方と対談をしている映像がバンバンバン、と流れるんてすが、それぞれに「どうやって人を呼ぶか」というテーマで語られていた。
キャストで人を呼ぶのではなく、ハコ、空間、世界観で人を呼ぶ、という。
ここにくるまでにどれだけの仮説実験検証を繰り返したのだろう、と思った。
3年前に観たミュージカル「えんとつ町のプペル」でもポスターにキャストは載せないと決めていたと語っていた。
その時からもう集客法の新しい可能性が見えていたのかな、と思うとホントに凄い人だなぁと思う。
あのミュージカルの時も、もう「えんとつ町」という世界観が浸透してて、絵本、映画で観たあの映像が実空間になるとどんなものを観せてくれるんだろう、というワクワクを生み出した。
よくお話ししている話で、
教科書で見た「モナリザ」が実際どんな絵なのかをルーブル美術館で見たくなる、という確認作業と似ているのかもしれない。
ん?
モナリザでいいんだよね。
なんか字にすると違うものに感じる。
モナリザさんだよね。
と、この「えんとつ町」を世界にするなんて凄いなぁ、と思う。
そしてチケット販売についても全公演分を一気に売るのではなく、始めの3日間を売り切って流れを作るという新しいチケット販売法。
ここで「ファーストウェーブ」が登場するのです!
凄い!
この打ち手の名付け方もChat Gptに相談。
良い公演を提供すれば、後半は口コミで人は来るから始めの3日間を完売させていいウェーブを作る、という。
公演の後半に観に来られた方が「また観たい!」となっても千秋楽がすでに完売していたらそのお客様を取りこぼす事になる。
私も舞台を観に行った時、また観たいと思った時にはチケットが取れなかった、という事があった。
私の中では残念だったなー、というただの思い出に過ぎない事も、届けビト側の人はそれをどう改善するかという機会損失を生まない工夫を常に考えて新しい策を編み出すんだなぁ。
天才なのかな、と思う。
天才なのです、間違いなく。
今回は「集客編」ですが、シリーズものなので続きがあります。
第一弾チケット(3日間分)は即完売し、第二弾チケットはどうなるのでしょうか、という「つづく〜」のシリーズ。
グラフにあるように、この中間日?はチケットが完売しづらいゾーンのようです。
しかし!
ここを乗り切ればこの戦はもらった!という事なのでしょう。
ブオーオー♪、ブオーオー♪と、法螺貝のファンファーレが鳴ってる。
ね、楽しくない?
「Back Story」で検索すればヒットすると思うので、まだの方はぜひ。
このチケットの新しい売り方、集客法は「毎週キングコング」というチャンネルで面白く学べるようなので、そちらも合わせてご覧下さい。
印象に残った所は、
集客に関して誰も、この責任全部俺が背負うから、という人がいない、と話していた。
このミュージカル「えんとつ町のプペル」に命を賭けている天才に勝てない戦などない、と思った。
カッコ良かった。